SATOMI臨床研究プロジェクトとは
医療の進歩には目覚ましいものがあります。そのおかげで人生100年時代とも言われるようになりました。しかし新しい薬の値段は信じられないほど高くなり、高度な治療には莫大な費用がかかる。このままでは国民皆保険制度は崩壊し、次世代の人には暗黒の未来がまっていることになるでしょう。
私たちはこれまで効果と副作用だけをみてきた薬の評価に、コストの概念を持ち込むことで、医療費の高騰を抑えることができると考えています。真に「価値(value)」をもつ治療の開発を目指し、なるべく少量の薬で、かつ短期間の使用で、同等の効果が出るような臨床試験をサポートしていきます。
いまの日本では「人の命は地球より重い」という美辞麗句のもと、その命がどういう状態で維持されているかに目が向いていません。高額医療を受けながら、長寿を享受するのは本当に幸せなのでしょうか。解決法は容易にはみつかりませんが、“バラ色の未来”のためではなく、“暗黒の未来”にしないために、世の中の皆さんと共に考えていきたいと思います。皆様のお力添え、応援を何卒よろしくお願い申し上げます。
代表理事 國頭英夫
TOPICS
応援メッセージ
國頭先生のおつくりになる医学の未来、私も応援します。
林真理子作家
地球を無駄遣いして温暖化を招いたようなことが、医療でも起こっているとしたら、子どもたちの世代に顔向けができない。
俵万智歌人
患者さんと医師のダブルアクセルで暴走する医療。そこに適正なブレーキをかけようという、このプロジェクトを心から応援します。
久坂部羊作家・医師
国民皆保険制度を護るためにも、SATOMI臨床研究プロジェクトを応援します。
垣添忠生(公財)日本対がん協会 会長国立がんセンター 名誉総長
沈みゆく船をこのまま見ているだけでいいのか。私も私に出来る事をやらねば(!)
下重暁子作家
自分を信用できないが、それでも。里見先生に賛成する私は、七十五歳になったら延命治療を謝絶する。
関川夏央作家
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